2024年9月25日蟹座下弦の月

星読みタロット

蟹座下弦の月のメッセージをお届けします。

9/22に太陽が乙女座から天秤座へ移動し、天秤座シーズンに突入しました。地のエレメントから風のエレメントへ移ったことで、一気に外へ飛び出すようなエネルギーに変化しています。

9/22は1年の転換ポイントである秋分の日でしたね。
この日を境に気温がグッと下がり、体感的にも秋を感じます。

この太陽が、活動サインに入る日は、エネルギーの転換ポイントで、春分(牡羊座)、夏至(蟹座)、秋分(天秤座)、冬至(山羊座)のことです。

9月22日21時44分に、太陽が、乙女座から活動サインの天秤座へ移り変わりました。占星術においては、秋分点とも呼ばれ、四季の変わり目です。この日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなることから、バランスや調和のテーマが強まります。仕事とプライベート、人との関係、体のバランスなど、足りないなぁとか、過ぎているなぁということがありましたら、この機会に見直されることをオススメします。偏りはやがては不調和となって、目に見える現実として形になってあらわれてしまいますので。

そして、秋分の日から3日後の2024年9月25日に下弦の月は蟹座で起こります。

下弦の月は、新月に向けての準備、手放し、断ち切る、休息しエネルギーを充電するときです。10月3日の天秤座新月の風のエネルギーに上手く乗れるよう、ここで心身ともに調整し、身軽になって行きましょう。

9月24日23時51分、月は双子座エリアから蟹座エリアに移動しました。
太陽が9月22日に活動サインのエネルギーに切り変わったように、月も活動サインに切り変わりました。今回の下弦の月は活動サイン同士で、月も太陽も決めた方向に強く前進するエネルギーです。

月は、蟹座エリアに滞在し、水のエレメントで、一体的にまとまろうとします。
一方、太陽は、天秤座エリアに滞在し、風のエレメントで、外へ自由に飛び出していこうとするエネルギーです。 このまとめようとするエネルギーと外へ向かうエネルギーが葛藤し合い、積極的に動きます。

これが、10ハウスと2ハウスで起きます。10ハウスは、キャリア、職業、パブリックイメージ、社会的な結果で、2ハウスは、収入、所有物、生まれつきの能力、自分で稼ぐ能力、ルーツを象徴します。自分の資質を社会の中で活かしているか、キャリア形成について問われているようです。

蟹座は、身近な人や慣れ親しんだ人との間で、感情的な繋がりを持って共有したいというネネルギー。家族や親しい友人など少人数の関係で、「みんな一緒だよね」というような感じ。10ハウスなので、和気あいあいとした職場で表面上は良いように見えるけど、2ハウス的な部分を伸ばすためには、自分が何をすればいいかを考える必要がありそうです。

天秤座は、人に対する意識が強まり、積極的に人と関わり社交センスが磨かれます。バランスを大事にするので、全体を調和させるセンスに優れています。人を立て、人を活かそうとするので、良い人間関係を築くことができます。八方美人ではあるけれど、身につけると役に立つスキルです。
天秤座からは、もっと人間関係を広げて、自分の可能性を広げようよと言いたいようです。

つまり、今回の下弦の月のテーマは、「人との出会いで自分が磨かれ、可能性が広がる。」ということで、人が運を運んでくれる。

人間関係において、行動範囲や行動パターンを少し変えてみる。

それは、慣れ親しんだ感覚から離れ、何も武器を持たない勇者のように、少し心細いような気分になるかもしれないけれど、「こうなったらどうしよう」とか、「いや、それは変じゃないか」とか思考に乗っ取られる前に、直感や流れに従って行動してみましょう。

特にこの影響を強く受ける可能性の高い人は、月星座、太陽星座、アセンダントが蟹座、天秤座、牡羊座、山羊座にある人です。