２月だけれど、春の陽気の日曜日。前から気になっていた近所のカフェまで、ぶらり散歩。
「Ari Cafe」
このカフェは、私が担当している利用者Sさんのお気に入りのお店。Sさんは、１年半前に他県から京都へ引っ越し、一人暮らしをされていた。腰痛や膝痛で、長期距離歩行が困難であるため、なかなか外出が出来きず、ひとりでの外出を目標にしていた。
リハビリ治療を受け、自宅前の道路で歩行訓練を積み重ねられた。だんだんと歩行距離が延びて、近隣であれば外出できるように。
コーヒー通のSさん、散歩の途中でこの店を発見!こだわりのコーヒー豆は、Sさんの気に入るところとなる。
誰も知り合いのいなかったSさんにとって、このカフェは、京都で初めての居場所になった。
Sさんが自分が満足することを諦めず、リハビリを地道に続けた成果。担当ケアマネにとっては、Sさんの身体機能が向上した結果、生活の質が高くなったことは、とても嬉しい。この仕事を選択して良かったなと思う瞬間です。
