満月を迎えました。新月で決めた目標は達成できましたか？
自分を褒めてあげて、ひとまず、ホッと一息つきましょう。
ここからは、次の新月に向けて浄化、調整のタイミングに入ります。
見直していきましょう。
今回の満月はスペシャルです！
9月18日に魚座起こる満月は部分月食を伴い、2024年の大きな転換点の一つとなります。満月は完成や達成のエネルギーですが、この月食は、私たちにとって「終わりと始まり」のエネルギーをもたらし、内面で長い間抱えてきたものを手放すタイミングとなります。月食は満月の一種であり、感情が高まり、私たちの心の奥に眠っていた問題が浮き上がってくるかもしれませんが、部分月食の場合、その変化は穏やかで徐々に進む傾向があります。
では、2024年9月18日 １１時35分、魚座で起きる満月のメッセージをお届けします。
今回の満月は、月は魚座エリア、太陽は乙女座エリアで向かい合っています。
魚座は、女性サイン、柔軟宮、水のエレメントです。柔らかで、いろんなものを受け入れ、集めるエネルギーです。一方、乙女座は、女性サイン、柔軟宮、地のエレメントです。状況に合わせて変化しながら、堅実に形にしようとするエネルギーです。
魚座は、感情の流れや直感を重視して、境界が曖昧で、全てを包み込むようなエネルギーです。浄化や癒しのパワーがあります。一方、乙女座は、仕事や日常生活を効率的に管理し、問題を具体的に解決しようとするエネルギーです。現実的で地に足をつけて、緻密に行動します。
この魚座の月と乙女座の太陽が向かい合う今回の満月は、夢や感情的な世界と、実務的で現実的な面とのバランスを取るよう促します。自分の感情に浸りすぎず、現実的な視点を保ちながらも、感情を無視せずに扱うことが大切です。魚座のスピリチュアルな感性と乙女座の現実主義という真逆のエネルギーがこの月食を伴う満月を通じて統合されるよう働きかけています。
これが、4ハウスと10ハウスで起こります。今回は満月のタイミングで、IC、MCという感受点に重なって起きるという、とても意味深な感じになってます。
ICは、個人の「内向きの顔」や心のルーツ、プライベートな領域を表わします。心の基盤となる場所です。家族との関係、幼少期の経験、心の中で最も深いところにある感情的なニーズや安心感を示します。
４ハウスにある魚座は直感や夢、無意識の領域を司るサインであり、現実から一歩離れた「見えない世界」に強く結びついています。そのため、今回の部分月食では、目には見えないけれど私たちの心に影響を与えている事柄に気づかされることが多くなります。感受性が高まりやすく、普段は気づかない感情や思考が表面化しやすくなります。これは、自己改革のチャンスでもありますが、同時に私たちがこれまで無視したり先延ばしにしてきた問題と向き合う必要が出てくるかもしれません。
MCは、個人の「外向きの顔」や社会での姿を表わします。特に、キャリア、名声、社会的地位、そして人生の目標といった「外の世界」に対してどう関わるかが示されます。
10ハウスにある乙女座の太陽は、社会的な役割やキャリアにおいて、具体的な目標を持って着実に成功を目指すことを私たちに促します。 この配置からは、自分の基盤や土台と、自分が外の世界でどこに向かって行きたいかという方向性を明確に持つことが鍵で、そのためには自分の感情と向き合うだけでなく、もっともっと深い自分の根源からのメッセージを受け取る必要があり、それを強く促す天体の配置となっています。
この満月・部分月食のテーマ:は、感情と現実の調和、変化への準備ということになります。
月と太陽が全てのトランサタニアンと絡んで、変容のエネルギーが強い星の配置になっています。トランスサタニアンとは、土星の外側にある天体で、社会全体や長期的な変化に大きく影響を与える天体です。
天王星、海王星、冥王星が小三角を形成、バランスがとれて、天体同士のエネルギーが自然に流れやすい配置です。
太陽、天王星、冥王星が地のグランドトラインを形成し、現実的で、安定と持続力があります。
合わせてカイトと呼ばれていて、グランドトラインの調和的なエネルギーに、小三角の緊張が加わり、安定しつつも発展を促す力を持っています。今回、カイトの頂点は魚座であるため、魚座テーマが重要な課題をして浮かび上がってくるでしょう。
魚座の支配星である海王星は魚座エリアにいて、月と重なっており、魚座パワー全開です。感情やスピリチュアルな感覚が非常に強まります。夢や直感が普段以上に重要な意味を持つため、心の内にあるメッセージに耳を傾けたり、癒やすための時間を取ると良いでしょう。
魚座の月と天王星は調和の関係で、予期せぬ変化やひらめきが現れる可能性があります。感情面での変化や、人生の新たな道筋が見えてくる瞬間を迎える方もおられるでしょう。何か新しいアイディアが浮かんだら、それを受け入れ、前向きに変化を受け入れるとよいでしょう。
魚座の月と冥王星が協調の関係を持つことで、冥王星は変容や再生のプロセスを促します。感情的な浄化を行い、過去の執着を手放すことで、新たな自分を迎え入れる準備をしましょう。
以上のように、直感やひらめきで人生のビジョンが見える方、方向性が見えてきたり、定まったりと私はこれでやっていこうと覚悟がきまる方もおられるでしょう。変化を受け入れ行動しましょう。
そして、乙女座の水星と魚座の土星の向かい合う関係を統合することで、魚座・海王星の夢見がちでふわふわした部分を土星がコントロールし、乙女座水星が知的で現実的な判断を下すことで、夢を夢で終わらせず、形にしようと働きかけています。
また、乙女座の太陽と双子座の木星が葛藤の関係にあります。様々な情報を受け入れやすくなっているため、何でも受け入れたり、楽観になりすぎないよう注意を促しています。自分の夢やビジョンに情熱を持つことは大切ですが、現実に基づいたアプローチを忘れないようにしましょう。
今回の満月は部分月食を伴って、私たちの内面や外側の世界に大きな変化が訪れるタイミングであるということ。月食が加わることで、過去を清算し、新たな方向へ向かう重要な時期となっています。
今回の月食の影響を特に感じやすいのは、魚座、乙女座、射手座、双子座の方々です。これらのサインに太陽や月、アセンダントがある場合、内面的な変化や人間関係、社会的な立場に関する調整が強く働きかけるかもしれません。
- 一人向き合う時間を大切に: 魚座のエネルギーが強調されるこの時期、自分の内面に意識を向け、感情や直感を探る時間を持ちましょう。ボーッとする時間がオススメです。瞑想や日記を書くことで、心の整理が進むかもしれません。
- 古いものを手放す: 月食は「終わり」を意味するため、このタイミングで不要なもの、特に感情的な重荷を手放すことが大切です。お家のお片づけなんかもされるといいと思います。
- 人間関係に注意: 月食は人間関係における調整を促すことが多いため、周囲の人々との関係性を見直す機会にしてください。特に感情が高まりやすい時期なので、冷静な対話を心がけましょう。
