2024年10月17日 夜の8時27分、牡羊座で起きる満月のメッセージをお届けします。
満月は、目標の到達地点であるとともに次の新月に向けて折り返し地点で、ここからは見直し、調整のタイミングに入ります。
ではホロスコープを読み解いていきましょう。
牡羊座、天秤座共に両方とも活動サインです。活動サインは、物事を始めることや、最初のアクションを起こすことが得意。新しいことに積極的に取り組みます。このように共通点はあるのですが、両者のエネルギーは真逆です。
牡羊座は、生まれたてでピュアなエネルギー、一方天秤座はついに社会人デビューというフレッシュなエネルギー。
牡羊座は直感的で本能的、思い立ったらすぐ行動します。それに対し、天秤座は客観的で冷静、周りや自分が置かれている立場を考えて行動します。
牡羊座は、自分の存在を思う存分アピールし、周りはよく見えていません。それに対し、天秤座は、スマートな姿勢で積極的に人と関わりますが、相手を優先しすぎるところがあります。
今回の満月は、11ハウスと5ハウスの軸で起こります。11ハウスは、みんなのためにとみんなにスポットライトを浴びせます、それに対し5ハウスは、自分にスポットライトを当てます。つまり、この真逆のエネルギーの葛藤が、家庭や会社などのコミュニティの中で起こるでしょう。
ここに対し、蟹座にある火星が月と太陽に対して、90度の関係で、横から刺激を与えてきます。火星は蟹座エリアに滞在している間は、本来の力が発揮できず、主張ができなかったり、過剰に反応してしまったりということが起こりやすい時です。しかし、今回は牡羊座にある月と支配星が交換されている状態です。この場合、例えばサークル活動などコミュニティで活動する時に、自分が企画する立場の時にはみんなのために意識を向けて自分の能力を発揮し、反対に自分が企画に参加する立場の時には、受け身ではなく積極的に自分の能力を活かすことを意識すると上手くいきます。
つまり、牡羊座にとっては、周りを見て動くよりも「自分が思い立ったら動くほうが向いているのですが、だけど、相手と協力することで、バランスよく物事が運ぶということができるんだと学ぶことになり、ステップアップします。
太陽が天秤座に滞在している期間は、バランスとセンスがメインテーマです。これを踏まえて、相手と自分との関係において調和を取りながらも、牡羊座的に自分というものをしっかりと持ち、時には主張し、相手に合わせすぎて同化しないよう心がけることも大切です。すべては、バランスです。
今回の牡羊座満月まとめです。
天秤座新月のテーマは「人との社会的な関わりの中で、自分の才能を高める。」でした。
そして、10/17から始まる約14日間の見直しは、「自分も相手も納得できるWin-Winを目指すことができているか」ということ。自分の才能を高めるとともに、それをどう使うか、活かし方を問われているようです。パートナーシップのあり方。それぞれが個性を活かし、理解し理解される関係、お互い意思を尊重し、それぞれが自立しながらも、それぞれの個性が混ざり合うことで、新しいエネルギーが生まれます。