高齢期の暮らし【収納十色】

高齢期の暮らし方

おしゃれ終活アンバサダーの木村直美です。

この写真の鍋の収納の仕方、スゴくないですか?
初めて見る光景で、この発想力にブラボーです。

びっくりしている私に、
「それ、ええやろ。よく乾くねん。」と。

この鍋の持ち主は、、、
なんと!93才の男性、ひとり暮らしです。

きちんと自炊されています。

冷蔵庫の中には、色とりどりの野菜は入っていて、食材をひとつひとつ手に取りながら、調理方法を楽しそうに話して下さいます。
キッチン前の壁には、ズラリとキッチングッズを掛け、探さなくてもすぐに使えるよう工夫されています。
ちなみに、その日の夕食のメニューは温野菜。
お気に入りの「馬路村のぽん酢」にみりんを少々入れて、温野菜にかけて食べるとのこと。

ワゴンの上のフルーツグラノーラに目が留まり、
「グラノーラ、朝食に食べるんですか?おしゃれですね。」と言うと、
「何かと間違えて買ってしまったんや。もったいないから、時々つまんで食べてる。」と、ふふふと笑いながら答えられる。

お話好きの、洒落た方です。

長距離歩行は困難であるため、
セニアカーを乗りこなし、
買い物や銭湯へ。

し難くなったこともあるけれども、
自分がしたいと思うことが出来るよう、
上手に受け入れ暮らしておられる。

ベッドの布団はいつもきちんと畳まれ、
洗濯物を干し、料理を作り、郵便物を確認し、、、
年を重ねても、
面倒がらず、
日々をていねいに暮らすこと
大切ですね。

いつまでも自分らしく生きるために
「おしゃれ終活」は、
自分と向き合う、自分のための時間です。
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