【2024年11月16日】牡牛満月

今回は、2024年11月16日 朝の6時29分、牡牛座で起きる満月のメッセージをお届けします。

満月は、目標の到達地点であるとともに次の新月に向けて折り返し地点。ここからは見直し、調整のタイミングに入り、次の新月までの約14日のテーマとなります。

今回の満月はこの期間中に、11/20冥王星水瓶座入りという天体の大きなイベントありますので、人によっては大きく揺さぶられ、見直し・調整へのエネルギー強まりそうです。

ただし、個人への影響は様々ですので、特に何事もなければそれで良し、思い当たるような出来事が起こった時には、今はそういう時期なのだと冷静に受け止めていただければと思います。

今回の満月のポイントとなる天体の配置です。

  • 満月は、蠍座の太陽と牡牛座の月、1ハウスと7ハウスで起きる。太陽とASC、月と天王星が重なっている(コンジャンクション)
  • 満月と海王星は調停の関係
  • サビアンシンボル:牡牛座24度(数え25度)、蠍座24度(数え25度)

11/1から11/30の間は、蠍座のエネルギーの影響があり、深く深く掘り下げていくようなデープな期間となります。季節的にも、風景が秋の深みを増し、ストーブがだんだん恋しい時期となりました。

今回満月は、蠍座と牡牛座の軸で起こります。どちらも、固定サインですが、真逆のエネルギーを持っています。あなたの中で、または人間関係や社会の中で葛藤が起こりやすくなります。

蠍座は感情的で、それに対して、牡牛座は、現実的です。
蠍座は心理的な安定を求めますが、それに対して、牡牛座は物質的な安定を求めます。
蠍座は依存しやすいですが、牡牛座は自立した生活を目差しします。

今回の満月は、7ハウスと1ハウスの軸で起こります。7ハウスは、他者との関係性のエリア、それに対し1ハウスは、自分との関係性のエリア。つまり、この真逆のエネルギーの葛藤が、人間関係や環境の中で起こるでしょう。

月と太陽はともに固定サイン、安定はしているけれども、頑固で新しいものを取り入れることが難しいため、これらの違いをなかなか受け入れることができません。

太陽はアセンダントと0度の関係で、人生の目的意識とセルフイメージが合致しているかどうかが課題となります。

月は改革、方向転換を表わす天王星と0度の関係で、持って生まれた才能を社会で活かすよう強く刺激してきます。

天王星は逆行中で、過去の体験からくる感情や感覚を、他者を通して自己覚知し、自分のルーツをハッキリさせることにより、変革を促していると感じます。11月に入って、自分と母や父との関係や祖母、祖父など、その方にとって今の生き方に大きな影響を与え続けていること、先祖から脈々と受け継がれている、いわゆるカルマ(魂の癖)、そのストーリーを私に語られることが多く、この語るという行為で、絡み合った糸がほどけ、点と点が結びつくように、はっと気づかれる場面が多くみられました。このように今回の蠍座のテーマである「自分の根っこやルーツ」ここを深く掘り下げ、潜在意識からの書き換えを求められているようです。ストーリーを語ること、それにより受け継がれた後悔や無念さが日の目をみて、昇華されるのだと思います。

満月のサビアンシンボルは、
月は、牡牛座25度「大きく手入れの行き届いた公共の公園」、自分が稼いだものが社会に貢献することを表わします。個人的欲求が全体に貢献する、その循環形態の中で安定した豊かな生活を手にすることができる。助け合い精神に満ちているので、穏やかで満足のいく暮らしができるでしょう。

太陽は、蠍座25度「X線」ものごとを表面的には受け取らず、その背後にはどういう原因があるのかなどを慎重に理解しようとします。それにより風評には振り回されない確固とした自分をつくることができます。ものごと全体像が見えていれば、不動の自分を作り出すことがます。

これにより、牡牛座においては、物質的な文化の豊かさが、蠍座においては内面的な豊かさが手に入ります。こう両者をバランス良く循環させることで、何が起こっても大丈夫だという、大地にしっかりと根をはる自分ができます。

この牡牛座満月の影響を強く受ける人は、
牡牛座、蠍座、獅子座、水瓶座19°~29°に太陽・月・ASCがある人です。

今回の牡牛座満月まとめです。

テーマは「生まれ持った能力を社会の中で開花させるため、魂との約束を思いだそう。」

11/20に冥王星が水瓶座に入ることで、土の時代が終わると言われています。土の時代、頑張って日本を支えてくれた先祖の方々、土の時代に築きあげられたものに感謝し、変わりゆく時代へとシフトチェンジできるよう柔軟になりましょう。今は、自己表現、自己実現がしやすい時代になりました。昭和の時代では、今のように気軽にチャレンジできるような時代ではなかったのです。きっとご先祖さまは、もっと自分らしく生きたかったと思います。もっと自分の可能性にチャレンジしたかったと思います。今の時代をうらやましいなぁと思っておられることでしょう。蠍座には、血縁、継承という意味があります。受け継がれてきたマイナスのエネルギーは昇華し、後悔なく生きるため、自分の生き方は自分選択していきましょう。

そして時代が変化しても、牡牛座の物質的な豊かさも、蠍座の内面的な豊かさも、どちらかに偏りすぎることなくバランスをとっていきましょう。

そして、水瓶座のイメージの「志を同じくする人たちとのコミュニティ」の中であなたの才能を発揮できるとしたら、、、素敵ですよね。

競争社会ではなく、
私からあなた、あなたから私へ、好循環がおきる共存社会へ。
そのためには、まず自分を満たし、自分が幸せになると決めましょう。
あなたの太陽の目的に、心と魂を一致させて自分の才能を社会の中で開花させて下さい。

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